今度の23日土曜日、午後4時より万町の早川倉庫を会場に、「ちいさいおうちプロジェクト」のちいさなシンポジウムが開催されます。
これは、全国の大工さんや徳島県などの協力のもとに、西原村に建設された小さな小屋をめぐる方々の集まりですが、新町古町のみなさんにも聞いていただきたいと、会場を早川倉庫としました。
シンポジウムで登壇される安藤邦廣先生は、杉を用いた建築構法の研究を長年重ねてこられました。杉は、いまの日本で最も手に入りやすい、つまり庶民が建てる建築用材として最も優れた材料です。そして、土壁と同等もしくはそれ以上の強さを発揮できる材料でもあります。そのことに着目して、私たちが復興を目指すうえで、大いに参考とすべき着眼点とアイディアをお話しいただきます。
すでに、先の東日本大震災の復興の現場で実証された知見をもとに、いま、熊本で生きていこうとする私たちへの応援をいただく場になればと考えています。
古い建物をお持ちの方、小さくていいから新しく建てたいと考えていらっしゃる方々に、このちいさなシンポジウムが届けばと思います。
おうぞお気軽にご来場ください。